無題

ぐちゃぐちゃな気持ちのまま飛び出した

突然の雨

打たれながら考える


君の事

　　　　私の事

　これからの事


熱を持った頭を少し冷やして

真っ白になっていく

　　　　　　　　泣けない私

無題

気が付いたら、ぽつんとそこにいて

耳を澄ますと誰かの泣き声

なぜ泣いているのか

どこにいるのか

何一つ分からない僕は

声のするほうに歩みすすめてふと気づく

どこか懐かしい声

泣いてる主を見つけてはっとする

泣いていたのは僕自身だった

たとえばそれが“運命”ならば

この広くて狭い世の中で

偶然に出会った君と私


それを『運命』と呼ばなければ

一体なにを運命と呼ぶんだろう？


たとえ別れは必然だとしても

この場所で出会えたこと

運命と言うものに

・・・ただ感謝

残酷ナ夢（ゲーム）

もう何度繰り返しただろうか？

キミを目の前でなくす夢を

手を伸ばしてもあと一歩届かない残酷な夢

感覚が麻痺するほどに、幾度もキミの最期を見て

助けられぬ自分を何度責めただろう

零に近い確率の中から何十年繰り返したとしても

二人で一緒に生き残れる道（ﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞ）を探し出すよ

気持ちはそう簡単なものではなくて

『君を一番愛してるよ』

なんて都合の良い事ばかり言う口

笑ってるくせに、どこか人を蔑むように見つめるその目

すぐに誤魔化すように私を抱きしめるところも

気が付いたらフラフラとどこか行ってしまうところも

あなたの行動も全てが気に入らない


そしてそんなあなたにイライラさせられてる私が

一番気に入らない

それでも、一緒にいたいと思う私はおかしいのかな・・・・