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注)前半が少々グロイかもしれません・・・・

  大した物ではないですが、自己責任の方向でお願いします





それは、とある日の放課後

とても、寝苦しい感覚と寒気に見舞われ、目を覚ました。

 


霞む目がじょじょに回復するにつれて

寝ぼけた頭がはっきりとし

自分の置かれた状況が把握できた


 「ここは…学校…?」


そうか、図書室に行くという二人を待っているうちに

教室で眠ってしまったのか…

外を見ると、綺麗な夕焼け空…

あまりにも赤く不気味で…

時計を確認すると下校時間まであと15分

きっと、二人は本に夢中になってるんだろうな

そんなことを思いつつ、奈留は図書室に向かった



この学校の図書室は学校の最上階にある。

やたら図書室に力を入れているとかどうとか

そのおかげで、読みたい本は大体そろっていたりする



 「やっぱり、一緒に行くべきだったなー…」


そもそも、まだ授業の課題が残っていた奈留を

『すぐ戻るから』といって二人が置いていったのが原因である

ぶつぶつと文句を言いながら階段をのぼる奈留は

僅かに違和感を覚えた
 

 「・・・・?」


何かが…足りない

いくら下校時間が近いとは言え、学校は静か過ぎるし、

誰一人としてすれ違わない…

しかも、上の階にあがるごとに、嫌な臭いがキツく鼻につく

悪い予感ばかりが頭を掠め、徐々に臭いがひどくなってゆく中

やっと図書室の前につき、扉に手をかけると

嫌な臭いは一層ヒドく感じて思わずむせ込んだ


意を決して、扉を開けた奈留の目の前に広がっていたのは、



夕日の差し込む図書室ではなく



その夕日の赤を文字通りこぼしたような








     真 っ 赤 な 血 の 海







だった



 

 「?!亜矢ちゃん…?優ちゃん…?」



吐き気がするのを必死にこらえて奥まで行くと、

そこには、この血の持ち主達であろう何人かの死体と、

見るも無惨に変わり果てた友人の姿があった



 「あ、やちゃ…ん。ゆ、うち、ゃん…うっ…」



ふと、人の気配を感じて後ろを振り返ると、

そこには大切は友人を

関係のない人々を


この様にした張本人が


たっていた



 「ひっ…っ!!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」













 「…っていう夢をみてねー♪」



ケラケラと笑いながら言う奈留に



 「奈留っちの夢の中では、私ってそんな扱いなのね…うぅ」

 「奈留、危ない…」



などと、二人は別々な反応を返し

これに対して少しだけ拗ね、口を尖らせながら



 「ちょっと!!二人して酷いよ…。たかが夢なのにー」



ぷぅーと頬を膨らませた



 「でもさ、その犯人ってすっごい気になるよねー?顔みたの?」

 「んー見たような見てないような…まぁ、ほら、夢だし?」

 「まぁ・・・そうだよねぇ・・・」



少し残念そうにする亜矢



 「で、でも、正夢になるなんてこと絶対ないからっ!!」

 「うにゃ?なんでー?」

 「奈留を置いていくことなんてないからかと」

 「そうそう。優ちゃんも亜矢ちゃんも
 
  ちゃんと待っててくれるって信じてる♪」

 「・・・・じゃあ、私は奈留っち置いていこうかなぁーw」



イジワルにそういう亜矢に対して、酷い・・・・と漏らしながら

奈留はもう一人の友人に話をふった



 「優ちゃんは、ちゃんと待っててくれるよね?」

 「待ってる・・・・と思う」

 「ええええええ><。」

 「大丈夫×② ゆーたんと二人でちゃんと待ってるよ♪」






   『だってどんなことがあっても、三人一緒だから』





改めて、言葉にされて少しだけ照れくさくなったけど

こういうのも、たまにはいいかなとそんなことを思った。

そんな、とある日の休み時間の話w







--------------------------------------------------------------------------
UPするーって言い続けて、してなかった小説ですっ

これは・・・・とりあえず、グロイのが書きたかっただけ(ry

そして、この子達にはそれは合わないので、夢オチwww

久々に書いてて楽しかったですw

 

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