駄文置き場でしかありませんが、お暇なときにどうぞ♪
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雨はきらい・・・・。
服や靴は濡れるし、外にも出られないし、洗濯物も乾かない・・・・。
そんな雨が少しだけ好きになった話・・・・。
服や靴は濡れるし、外にも出られないし、洗濯物も乾かない・・・・。
そんな雨が少しだけ好きになった話・・・・。
「あ~・・・・、今日も雨か・・・・。いつになったら止むんだろう・・・・?」
梅雨で雨が降り続けること今日で5日目・・・・。
毎日雨で、なかなか止まなくて、いい加減いやになる。そう思っているとき
「奈留っち、お待たせ!!じゃあそろそろ帰ろっか。」
私は、教室で外を見てため息をついていると、ちょうど図書室で本を借りて戻ってきた友達に後ろから声を掛けられた。
「あっ!亜矢ちゃん!!読みたかった本、借りられた?」
「うんvvバッチリvv奈留っちは本借りないの?」
「う~ん・・・・。今読みたい本ないから・・・・。なんかお勧めの本ある?」
「あのね×2、この本がおすすめなの♪♪」
私たちは教室を出てこんな話をしながら廊下を歩いていると、あっという間に下駄箱についた。
「やっぱり、すごい雨・・・・いやだなぁ~こんな中を帰るのは・・・・。」
私がそんな事をつぶやくと、隣にいた亜矢は驚いた顔をし、
「奈留っちっていつも雨の日はそんな事言ってるけど、どうして雨が嫌いなの??」
「へ?!」
そんな事を聞かれると思っていなかった私は、その意外な質問によく分からない言葉でかえし、
「だって、雨の日はジメジメして暑いし、服や靴は濡れるし、傘を差さないと外にも出られないし洗濯物も乾かないんだよ!!!(怒)」
「(洗濯物って・・・(汗))まあ、たしかにジメジメしていて暑いし、 服や靴とか濡れるけど・・・・。 でも、もし雨が降らなければどうなるかとか考えたことある?」
「え・・・・、それは・・・・」
いきなり、"考えたことある?”と聞かれ、私は黙ってしまった。実際、そんな事を考えたこともなかったし、雨なんて鬱陶しいだけ!
降らなくなればいい。と思うから、もし本当に降らなくなればどうなるか?なんて、考えようとも思うことがなかった。
「でも、雨が降らなければジメジメもしないし、洗濯物も乾くし、何も濡れなくて済むと思う・・・・」
「私はね、雨が降らなければ土地は枯れ、水もなくなり、食べ物とかも取れなくなると思うの。」
「そんな事・・・・分かってるけど・・・」
「私は、雨好きだよ♪憂鬱な気分になるときもあるけど、雨の次の日は清々しいし、それに・・・・」
そう言って、しばらく亜矢は黙り何かを考えているようなので、
「それに・・・・?」
と聞き返した。
「それにね、雨の後は虹が出るでしょ♪あっ!!ほら奈留、雨やんだみたい」
「ほんとだ・・・・。さっきまであんなに振ってたのに・・・・」
「奈留っち!あれ見て!!虹だよきれーい・・・。」
そう言って亜矢は一人で空に広がった虹を見てはしゃぎ、しばらくして私の顔を覗き込んで、
「ね♪雨もいいところあるでしょう♪♪」
「・・・・うん」
雨も好きになってもいい・・・かな?
雨が少しだけ好きになった、そんな日のお話・・・・・
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あとがき
雨で虹ってパターンがありきたりな気がするのは私だけでしょうか?
あと、題名が思いつかなかったです;
過去作品ですねー
おそらく、3年前の梅雨の季節に書いたものです
一応、雨をそう言うとらえ方もあるのだと思っておいてもらえれば
それで、私は良いです
とりあえず、ブログ移転一作目ですが、この奈留と亜矢に、
二作目で出てくる優を加えて、オリジ3人娘と称してます
オリジの短編(全体で見ると長編)は、今後この3人で書いていきます
では、これからもどうぞよろしくお願いします
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