ダンボールの中のネコ

ダンボールの中で今日も

星空を眺めてみよう

広く大きな空のした

小さな僕は余計にちっぽけにみえて

悩みも苦しみも

すべてどうでも良くなってしまう

そして、あの星たちと同じ数くらい

僕と同じネコがいて

どこかでは泣いたり

どこかでは笑ってたり

どこかでは辛さに耐えてたり

どこかでは温かい家庭で幸せにしてたり

色々なネコたちがいるんだろうと

そんな想像をしながら

僕は今日も星を眺める

毎日が普通に過ぎていって

毎日が楽しかったり辛かったり

苦しかったり泣いたり笑ったりできるからこそ

僕はきっと幸せなんだろうなって

知ってるからかもね

時間はお薬♪

縛り付けていつまでも痛む

あの日の消えない傷

それでも、少しずつ過ぎていく時間・・・・

ねぇ、時間は少しずつ私を置いてすぎていくよ

あの日、私がしたこと

今まで私がしてきたこと

１０年・８年・７年

過ぎた今でも私を縛り付ける

そして、この前の貴方の言葉

消えない傷は残るけど

自分の犯した罪も言った言葉も、記憶の底に残ってるけど

確実に、浅く・・・・薄く・・・・

ホントは、忘れちゃいけないんだと

そう言い聞かせるから、思い出す

私は、大切な人を傷つけたのだと

それでも、時間はお薬だと思ってるから

縛られず、ただ今後に繰り返さない為の教訓になればと

一日一日、少しずつ過ぎていく時間だから

せめて、今のこの生活を大切にするのだ

それでも、自らに課した鎖だから、簡単に解き放ったりはしない

それが、私にとっての罰だから・・・・ 

トンネルの中

　消えない痛みを、伴って
　
　終わらない道を、ただ歩き続ける

　周りは真っ暗なの





　・・・・・ねぇ、これは何処まで続くのかな？





　明かりが無いから不安になる





　・・・・・・出口なんて存在するの？





　今は、まだ手探りで歩き続けるしかないのかもしれない

　でもいつか、この真っ暗な道にも

　明かりが灯る時が来るよね・・・・きっと

おもちゃ箱の回旋曲

　ならない古びたオルゴール　


　薇の切れた人形　
　

　糸の切れた操り人形　　


　昔あそんだ、色々なおもちゃ　


　思い出とともに、おもちゃ箱にしまって　


　大きな手で撫でてくれたあの日も　　


　「帰ってくるよ」と言って出て行ったあの日も　　


　そして、ぬくもりを胸に抱いて待ち続けている今も　


　すべて、しまって　


　踊り続ける　


　主人の帰りを待ちながら・・・・・

きっと抜け出せない・・・・

おやおや・・・・

お嬢さん、こんなところで迷子かね？

ここは、一度はいると永遠に出られない不思議な迷路

ボヤボヤしてると、迷路に飲み込まれて

本当に帰るべき場所を無くしてしまいますよ？




もしも・・・・

帰るべき場所があるなら、私が道を示してあげましょう



もしも・・・・

帰るべき場所がないなら、私が場所を差し上げましょう


もしも・・・・

帰るべき場所を既に忘れたなら・・・・






私と一緒に、いつまでも・・・・

ここで過ごしましょう・・・・



永遠に抜け出すことのできない迷路の中で・・・・