偽り世界

雨で

全てが流れてしまえば良いのにと

紙に描かれた絵のように

この偽りの世界も

流れ消えてしまえば良いのに・・・・

気付いてしまえば

青く広がる空には雲一つなくて

毎日がとても幸せで

いつまでもこの幸せが続くと思ってたんだ




でも・・・・・




幸せが有限だと気づいた時

青かった空は決して晴れなくなった

たった一つの願い

もし、この世界が私を拒んだとしても

貴方だけは私を拒まずにいてくれるでしょうか・・・・？

私は、誰に拒まれても別に構わない

ただ貴方がいれば、それでいいのだから・・・・

たった些細なことだけど

毎日が繰り返しのような生活

ほとんどが同じでくだらない

・・・・でも

あの人がいるだけで

そのくだらない生活も楽しくなる

だから見ているだけでも平気

こっそり今日もあの人に感謝するのだ
 

恩返し

大切な人を守りたい

家族を友達を恋人を

心の底から大切だと思える

そんな人達を

不器用な僕は周りを傷つけることしかできず

守るなんて到底いえなくて

それでも僕のこの手がみんなに届くなら

僕なりの方法でみんなを守ってあげたい

それが僕のできる僕なりの恩返し