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寒空の中
出発のベルがホームに鳴り響く
この扉が閉まって電車が出れば
もう君とはお別れで・・・・
そう思うと、妙に寂しくて
言葉にできない気持ちがもどかしくて
閉まった扉の曇ったガラスに書いた逆文字の
『スキ』
・・・・君にこの気持ち届いたかな?
暴れる心音を落ち着かせていると
急に震える携帯
中には、君からの簡潔な文章
『俺も』
あぁ・・・・
勇気を出して伝えてよかった・・・・
いつでも上手く気持ちを口にできない僕は
いつでも行動で体で、気持ちを表して
大切な人の前でも素直にいえないけれど
この気持ちは確かに偽りのないものだから
言葉にしないと伝わらない事
『君の事が大好き』
アナタのことが好きすぎて
誰かと話すアナタを見ていると
心に重りのようなものがコトッと落ちて
私は苦しくなってしまう
だけど・・・・
私が一番なんだと
優しくしてくれるアナタといると
そんな重りも雪のように軽くなって
アナタの暖かさでやがてふわりと溶けるから
全てを焼き尽くす紅き獣
大切なモノも
何もかもすべてを奪い去ってしまう
人を癒す揺らめき
微かなコトで揺らぎ消えてしまいそうになる
しかし、芯が強く生活をも支え与える
二面性があるからこそ人は惹かれるのだろう
罪なんてもう重ねない
そう言って全部箱に入れて鍵を閉めた
でも、鍵だけはいつまでも捨てられなかった
それは
いつか・・・・
という希望を捨てられなかったから
でも少しずつ箱は鍵を開けていないのに口が緩んでいって
忘れたい色々なモノが溢れ出しては私を蝕む
それすらも、もう一度犯す罪の前では
もう苦痛だとすら思わない・・・・
その『いつか』が今だというのなら
その希望に縋るのも許されるのでしょうか・・・・?
ねぇ・・・・?
私とおもちゃ箱の中で永遠に人形遊びをしませんか・・・・?
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そして、今、その罪に私は溺れているんだと思う